特集02-道道の路線名、何処まで繋がるの?
記事制作開始…2021年03月15日
記事投稿…2021年03月24日
みなさんこんにちは。
さて、北海道には多くの道道が存在します。
その数はあまりにも膨大で、大小様々な路線が全道中に張り巡らさせれています。
そんな道道には、当たり前ですが路線名がかります。
例えば1号は『小樽定山渓線』、56号なら『本別浦幌線』、256号なら『豊富遠別線』です。
その路線名ですが、繋ぎ合わせて行くとどこまで繋がるのか、と考えた事はありませんか?まあ無いでしょうね、はい。
というわけで今回は、前に試した結果をここに載せていきたいと思います。
※このルールは制作時のものなので、今回の記事では関係ない物もあります。1つ目とか。
それでは早速いきます。
【01 札幌→旭川(夕張芦別経由)】
自転車道線を使えた場合、砂川→深川→旭川で繋げることが可能です。
使用路線数は同じなので、ここでは上記ルールに従い芦別経由にしました。
自転車道線以外だと、札幌から外部へ接続可能なのは札幌夕張線のみです。
使用路線数…7路線(主要6、一般1)
【01-1 札幌→旭川(恵庭奈井江経由)】
札幌~旭川は複数繋がるルートを発見しました。
札幌発の路線は限られていますが、自転車道線の縛りが無ければ恵庭に出て、
江別奈井江線などへ繋げられます。
使用路線数…6路線(主要4、一般2、うち自転車道線1)
【01-2 札幌→旭川(富良野和寒経由)】
実は最初に発見した札幌~旭川ルートがこれ。
ちなみに下手に旭川近郊に留まろうとするとギリギリ旭川入りできず詰みます(一敗)
遠回りで使用路線数が余計に多いですが、路線数勝負なら有用かも。
使用路線数…12路線(主要8、一般4)
【01-3 札幌→稲田】
札幌からの北上ルートの没案。
増毛当別線は、1㎞も開通することの無く表に出なかった幻の路線ですが、
道道指定はされてるようなので遠慮なく使用させていただきました。
しかし、増毛から繋げられるまともな路線が増毛稲田線しかなく、
それ以外に稲田と付く路線などあるはずもなく残念な結果になりました。
使用路線数…3路線(主要2、一般1)
【02 旭川→稚内】
旭川~稚内は東側の長距離路線を乗り継いでいくルートが一番安定しました。
日本海側へ行ってしまうと上遠別~天塩が繋がらないので無理、
国道40号沿いだと剣淵を発着する3路線の名称がそれぞれ、
剣淵、剣淵原野、剣淵停車場とばらばらで繋がらないので無理です。
特に剣淵に関しては、札幌~剣淵停車場と稚内~剣淵原野が繋がっただけにかなり惜しいです。
使用路線数…7路線(主要5、一般2)
【02-1 旭川→剣淵停車場】
旭川→剣淵停車場の繋げ方はこんな感じ。妙に士別界隈をうろついてます。
後述する稚内→剣淵原野とギリギリ繋がりませんでした。
使用路線数…6路線(主要2、一般4)
【02-2 稚内→剣淵原野】
前述した旭川→剣淵停車場と微妙に繋がらなかった稚内→剣淵原野の繋げ方はこんな感じ。
向きが逆なのは稚内から繋げていったからです。
名寄~士別は西風連を経由していますが、旭経由でも同じように到達可能です。
使用路線数…6路線(主要0、一般6)
【03 札幌→帯広】
サムネにもなってますが、今回の企画の発端がこれだったり。
割と距離も長く、山越え都市圏越えと途切れやすい要素も多かったですが、
割と簡単に繋がりました。だいたい夕張新得線のおかげです。
使用路線数…3路線(主要3、一般0)
【03-1 帯広→キムアネップ岬】
帯広からオホーツク方面まで繋げて行ったら、佐呂間町のキムアネップ岬まで繋がりました。
留辺蘂の道道が意外と少なかったのが敗因ですね。
札幌から東方面へ引っ張っていくと、おそらくこの辺りが限界になります。
使用路線数…5路線(主要4、一般1)
【03-2 帯広→音別】
帯広から東に引っ張って行った結果がこれ。音別~白糠~釧路が繋がらないので、
札幌発釧路方面はこれが限界と思われます。
使用路線数…3路線(主要2、一般1)
【03-3 網走→白糠】
逆に網走から南へ引っ張っていくとこれが限界でした。
改めて見ると道東方面は長距離道道の起終点が独特なのが多いような…
使用路線数…3路線(主要2、一般1)
【04 札幌→小樽】
札幌と小樽を直接結ぶ路線は無く、下手稲札幌線も繋がる先が無いので、
ちょっと遠回りする必要があります。
小樽石狩線に助けられましたね。
使用路線数…4路線(主要3、一般1)
【04-1 小樽→蘭越】
小樽から後志方面へ頑張った結果がこれ。
後から思ったんですが、京極から豊浦繋げばもっと伸ばせそうですね。
にしても今回の企画、未開通の道道に助けられることが多いですね。
使用路線数…4路線(主要2、一般2)
【04-2 小樽→熱郛】
というわけで京極から倶知安ではなく豊浦に繋げてみました。
結局熱郛から先が繋がらないので、1路線しか稼げませんでした。
使用路線数…5路線(主要3、一般2)
【04-3 小樽→熱郛(蘭越岩内経由)】
ちょっと捻れば路線数を稼げることに気が付いたのでやってみました。
西胆振界隈は結構道道網繋がってくれますね。胆振でも室蘭とかの中部は駄目駄目ですが。
使用路線数…9路線(主要3、一般6)
【05 函館→大成(北檜山経由)】
函館発でやってみました。
瀬棚界隈は比較的路線の種類が選べるんですが、どれも抜けれません。
瀬棚・長万部方面~豊浦・蘭越方面は道道が全然なく繋がらないので、
今回のルールでは諦めました。
そもそも道南エリアの道道は近距離ばかりで遠距離なのがなかなか無いんですよね…
使用路線数…6路線(主要3、一般3)
【06 釧路→斜里】
次は釧路発。
釧根地域は一部の都市間輸送を道道がになってたりするので、
地域内の道道の数自体はいろいろあるんですが、一方で地域外への道は大半が国道で、
道道が全然ないんですよね。
なのでとりあえず釧路→根室でやろうとしたんですが、『奴』の活躍によりまさかの一発ゴール。
とりあえず繋げて行ったら斜里まで行けました。
斜里まで行けば何か繋がると思ったんですが、ここで詰みになりました。
オホーツク地域は道道が断片的で…
使用路線数…4路線(主要3、一般1)
【06-1 釧路→釧路(根室阿寒経由)】
てきとーにどこか抜けれないかなーと繋げてたら一周してしまいました。
釧根地域の道道は長距離路線が多いですが、その分路線数が稼ぎにくいのが難点。
使用路線数…5路線(主要3、一般2)
【07 札幌→えりも】
続いて日高方面。道道が乏しいイメージがありましたが、
よく考えたら国道と並行して道道が走ってるんですよね。
夕張厚真線は一部区間、えりも浦河線は全区間が未開通の道道です。
今企画では未開通道道に助けになる事が多いですね。
使用路線数…6路線(主要3、一般3)
【08 旭川→芭露】
雄武までは旭川→稚内と同じ。雄武からは遠軽雄武線で南下します。
遠軽からはどの路線選んでも詰みなんですが、今回は距離が長そうな遠軽芭露線にしました。
オホーツク方面は道道がいっぱいあるイメージだったんですが、
こうしてみるとマジで全然繋がらないですね…
使用路線数…5路線(主要4、一般1)
【路線数チャレンジ1 稚内→キムアネップ岬】
これまでのを踏まえて、限界まで繋げてみたやつ。
とりあえず稚内→札幌→キムアネップ岬でやってみました。
稚内近郊の路線は対旭川・札幌以外はあまり調べてないので、そこも含めればもっと行けるかも?
これで30路線いきます。そろそろ数えるのが大変になってきました。
使用路線数…30路線(主要22、一般8)
【路線数チャレンジ2 天塩→熱郛】
先程のその1からの主な変更点は…
・稚内天塩線をくっつけて天塩発に。
・稚内→豊富のルート見直し(直行→猿払経由)
・札幌以南を道東方面から後志方面に変更。
・経由地被り対策の為、岩見沢近辺のルート見直し
路線数チャレンジについてはこの辺にしておきます。多分探せばもっと伸びるルートがあるはず。
使用路線数…35路線(主要20、一般15)
最後に、今回の実験(?)企画で分かった各地域の路線の傾向について。
改めて見てみると、バス路線と割と似た傾向が出て来たと思います。
渡島檜山→沿岸部では国道と並行する道道がほぼ存在せず、
繋げていくには半島を横断する道道をジグザグに繋げていく必要がある。
地域内ではある程度繋がるが、地域外と繋がる路線がほぼ皆無。
道央(後志・札幌・空知・旭川)→比較的路線が潤沢で、特に岩見沢界隈は繋げ放題に近い。
しかし、千歳、室蘭など東胆振地域は道道が乏しく、あまり繋がらない。
道北(宗谷・天塩)→だいたい主要道道が頼り。道南ほどではないが、
軸となっている国道以外の道が乏しく、ルートを選ばないと繋げていくのは難しい。
十勝→今回の企画ではあまり触れることがなかったので、正直今回の結果ではよくわからない。
が、一応繋がる事は繋がるっぽい?要調査。
釧根→地域内はそこそこ繋がるが、地域外への路線がほぼ皆無。
また、長距離路線が多いが、逆に言うと路線数を稼ぐのは難しい。
オホーツク→全体的に路線が断片的で、地域によっては路線が全くと言って良いほど繋がらない。
地域外への路線は割とあるだけに惜しいです。
今回の特集記事は以上になります。
多分今回の記事じゃ全部は扱えてないので、今後も気が向いたらいろいろ調べてみたいと思います。
何か成果が出たらこの記事に追記したり、続編出したりするかも?
次回からはまたいつも通り地名紹介か山紹介になります。
サイト開設からもう1年経つ頃なので、そろそろこっちの方も軌道乗せていきたいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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