【大雑把地名紹介】001-蘭越町・相生

この記事は地名紹介記事の試作品です。

記事公開…2020年05月04日

※情報は2020年現在のものです。工事やダイヤ改正等により状況が変わる事があります。


蘭越町相生は、地理的に蘭越町の中央やや南にある地区です。




【地区の簡単な解説】

蘭越町相生は、蘭越町の中央やや南にある地区です。
蘭越の市街地から、国道5号を少し函館方面に走ったところにあります。


【蘭越町相生の主な道路】

国道5号が南北に走ります。また、道道が一本、地域の端を函館本線が走ります。


国道5号…北海道第三の都市で渡島地方の中心である函館市と、
北海道の言わずと知れた中心都市、札幌市を結ぶ280km程の国道です。
1952年制定、主な前身路線は(旧)国道4号。

札幌~函館の移動需要だけでなく、沿線の移動需要もそこそこあるので、
ほぼ全線を通して交通量が多く(特に倶知安以北)、遅いペースになってしまう事も多々あります。

蘭越町相生の周辺では、南西に隣接する讃岐と跨って3.5km程の直線になっています。


道道934号…蘭越町相生と蘭越町蘭越町を結ぶ5km程の道道。
相生~蘭越は国道経由だと7.1kmですが、この道道経由だと5.7kmです。

国道経由と比べ距離は短いですが、途中踏切があったり、市街地の中を通ったりするので、
国道のショートカットとして使われることはほぼありません。


【蘭越町相生の主な河川】

相生は周辺の比べて高台にあり、大きく分けて、
北へ流れ逆川へ注ぐ川と、西へ流れ目名川へ注ぐ川があります。
どちらも最終的には尻別川へ注ぎます。


主な川

逆川…上の地図では省略してますが、相生を南から北へ流れています。
淀川で尻別川へ注ぎます。
この川に架かる道道934の橋は中目名橋という名前です。

五十戸川…支流の五十戸第一川を合わせた後、
北に隣接する水上との境界線を流れています。
この川に架かる道道934の橋は緑橋という名前です。逆川へ注ぎます。

五十戸第一川…北に隣接する水上との境界線を流れています。
五十戸川へ注ぎます。支流ですが、五十戸川より奥から流れています。

下賀老川…讃岐との境界を西へ流れています。目名川に注ぎます。



【蘭越町相生の施設など】

北海道開発局・小樽開建の目名除雪ステーションと道の駅があります。

道の駅のみちょっと詳しく解説。


道の駅『らんこし・ふるさとの丘』…相生969番地。
国道5号沿いにある道の駅です。冬季は火曜休業。
2003年08月18日登録、登録番号77。豊浦と女満別、白滝などとだいたい同じ時期に出来ました。
比較的小規模な道の駅で、建物は白く、赤い柱が特徴的です。

近隣の道の駅までの距離は、
目名峠を挟んだ黒松内町白井川の道の駅『くろまつない』までは約15km、
ニセコ町元町の道の駅『ニセコビュープラザ』までは約25km、
同じ蘭越町内の港町にある道の駅『シェルプラザ・港』までは約20km。


なお、国道5号沿いにGSは一件ありますが、コンビニは周辺にはありません。
蘭越の市街地まで行けばセコマとローソンがあります。


【近隣の地区など】

蘭越町相生の近隣、または周辺の地区です。


讃岐…主に下賀老川を挟んで隣接。Yの字に似た形をしていて、
地区の北西の先端が平野に入っている感じです。
平野部の面積は狭いですが、山岳部がそこそこ大きいです。
国道5号を函館方面へ進むとこの地区です。

田下…相生とは直接接してはなく、讃岐を挟んでいます。
目名峠の麓にある地区で、国道5号の中間地点、
つまり函館と札幌の中間地点がこの地区にあります。

目名町…西側で主に函館本線を挟んで隣接。
目名はこの周辺地域(市街地から見て黒松内方面)では一番大きい集落です。
JR目名駅があります。駅のすぐ裏は相生になります。

淀川…北側で主に函館本線を挟んで隣接。
国道5号を札幌方面へ進むとこの地区です。
相生を南から北へ流れる逆川はこの地区で尻別川へ注ぎます。

大谷…北端で点隣接。国道5号を札幌方面へ進んだ場合、
淀川を越えるとこの地区になります。
蘭越の市街地の外れで、国道沿線には結構建物が多めです。

水上…五十戸川、五十戸第一川を境界線に隣接。
相生から見て北東方向にあります。
国道5号沿線からは外れますが、道道934号が通ります。

立川…東側で標高500~700mほどの山を挟んで隣接。
山を挟むため、相生と直接行き来する事は不可能で、蘭越方面へ迂回する必要があります。
道道32号が南北に走り、昆布川を挟んでニセコ町(桂台)と接しています。


【周辺の交通】

鉄道…最寄り駅は隣接する目名町にあるJR函館線の目名駅です。
1日の本数は2020年現在、小樽方面行06時台、14時台、17時台、20時台4本
長万部方面07時台、13時台、17時台、19時台、21時台5本です。
14時台の小樽方面行と07時、13時、17時台の長万部方面行は倶知安発着、
それ以外は小樽発着となります。長万部方面は全て長万部駅発着です。

【目名駅からの鉄道の所要時間】
目名~熱郛…約17分
目名~黒松内…約26分
目名~長万部…約48分
目名~新函館北斗…約120分+乗換待ち※1
目名~函館…約135分+乗換待ち※1

目名~蘭越…約08分
目名~ニセコ…約35分
目名~倶知安…約55分
目名~小沢…約65分※2
目名~仁木…約100分※2
目名~余市…約108分※2
目名~小樽…約135分※2
目名~札幌…約170分※2※3


※所要時間は便により異なる場合があります。
また、主要駅での長時間停車、退避待ち等は所要時間に含めていません。

※1…長万部で特急北斗へ乗換となります。

※2…一部列車では倶知安で小樽行等への乗り換えが必要となります。

※3…小樽で札幌方面行の列車へ乗換となります。ここの所要時間は快速を利用した場合のものです。


バス…現在、相生にバスは無いようです。
最寄りのバス停は約5km離れた蘭越町有バスの『淀川』バス停で、
市街地の『町民センター』と海に面する『港町』を結ぶバスの大半が停車します。
こういう町営バスは情報量が少なくかつ複雑なのでよくわからないですが…

それ以外だと約7km離れた、市街地にある『蘭越出張所』が最寄りになります。
ニセコと蘭越を結ぶニセコバス福井線のバス停で、
福井線の蘭越側の終端がここになります。本数は曜日問わず朝夕1往復ずつです。


【蘭越出張所からのバスの所要時間】

蘭越出張所~昆布駅前…約11分
蘭越出張所~福井…約16分
蘭越出張所~宮田…約21分
蘭越出張所~ニセコビュープラザ…約26分
蘭越出張所~ニセコ駅前…約31分

※所要時間は便により異なる場合があります



【周辺の街からの距離】

蘭越町役場から…国道5号を函館方面へ約8km。
蘭越町港町から…道道267、国道5号経由で約21㎞。
ニセコから…国道5号を函館方面へ約26km。
倶知安から…国道5号を函館方面へ約40km。
喜茂別から…国道276、道道97、66号経由で約50㎞。
寿都から…道道9号、285号、国道5号経由で約35km。
黒松内から…道道285号、国道5号経由で約24㎞。
黒松内町白井川から…国道5号を札幌方面へ約15km。
島牧から…道道529、9、285号経由で約50㎞。

小樽から…国道393号、国道5号で約100km。
余市から…国道5号を函館方面へ約80km。
積丹から…国道229、5、道道267号経由で約100㎞。
岩内から…国道229号と道道267号で約40km。
長万部から…国道5号を札幌方面へ約40km。
八雲から…国道5号を札幌方面へ約70km。
せたな町瀬棚から…国道229、道道529、285号経由で約95㎞。
せたな町北檜山から…国道230、国道5号経由で約92㎞。

函館から…国道5号を札幌方面へ約145km。
札幌から…札樽道、国道393号、国道5号で約130km。
札幌から(高速不使用)…国道230号、道道66号、国道5号経由で約120km。
室蘭から(礼文華経由)…国道37号、道道266号、国道5号経由で約90km。
室蘭から(真狩経由)…国道37号、道道97号、66号、国道5号経由で約105km。
苫小牧から…国道276、道道97、66号経由で約125㎞。
新千歳空港から…国道276号、道道66号、国道5号経由で約130km。
旭川から…国道275、393、5号経由で約250km。
帯広から…国道38、274、道道462、226、国道276、5号経由で約305km。
釧路から…国道38、274、道道462、226、国道276、5号経由で約420km。


【個人的なコメント】

蘭越町相生は道道との交差点もあり、道の駅もあるので、
1地区としてはまあそこそこ有名な地名なのではと思います。
相生と言う地名は岩内町や八雲町、津別町を始め北海道各地にある他、
全国各地にあります。

余談ですが、この蘭越町相生の隣には讃岐という地区がありますが、
遠く離れた香川県には讃岐相生という駅があります。





とあ扶のあれこれじゃんくしょん

2020年3月開設。 何故かブログだけでは飽き足らず作ってしまいました。 まだほぼ何も無いですが、私の活動のあれこれを扱っていく予定です。